路上文化遺産データベース:路上文化遺産データベースについて

出典: 路上文化遺産データベース
2010年11月17日 (水) 21:31時点におけるEkikaraManhole (トーク | 投稿記録)による版
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路上文化遺産データベース(SCHDB:Street Cultural Heritage Database)は、文化遺産としての価値を持つマンホールや制水弁などの蓋に関する情報を集めたデータベースである。

目的

路上文化遺産データベースの目的は、文化遺産としての蓋の価値を世間に知らしめることである。

上水道の蓋、下水道の蓋、電線の地中配線の蓋など、現在マンホールや制水弁の蓋は人の住むところであれば至る所に設置されており、決して珍しいものではない。そのため、世間の蓋に対する興味もほとんど無いと言ってよい。しかし、そういった蓋の中には、戦前や大正時代に設置され、現在も現役で利用されているものも存在する。それら希少性の高い蓋は、その土地の歴史を物語る貴重な文化遺産であると考える。

ところが、文化遺産としての価値がある蓋は、その希少性ゆえに数が少なく、個人で探し出すことは非常に困難でもある。そのため、世間の目にふれることも少なく、その価値を議論する前にその存在すら認識されていないのが現状である。下水道の工事が行われ、誰にもその価値を認められないまま廃棄されてしまった蓋も多く存在するものと思われる。

路上文化遺産データベースで情報を共有することで、蓋の存在とその文化遺産としての価値を世間に広め、蓋の保全を促し、撤去後は地域の史料館や図書館に保管・展示されるようになることを望む。

運営者

履歴

  • 2010年11月17日 運用開始
  • 2010年11月15日 Twitterでデータベースの作成を宣言、MediaWikiをインストールする