東京府
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東京府は、1868年(慶応4年、明治元年)から1943年(昭和18年)までの間に存在していた日本の府県の一つで、現在の東京都の前身にあたる。
概要
府の紋章が入ったものをはじめ、筆文字の「東」の字が入ったものやデザイン化された「東」の字が入ったものなど幾つかの種類が確認されている。古いものは名古屋市型、府の紋章の入った比較的新しいものは東京市型(JIS模様)の地紋が多いようだ。
沿革
- 1868年(明治元年)9月3日(旧暦7月17日) 江戸府より東京府に改称
- 1893年(明治26年)4月1日 多摩地区を神奈川縣より編入
- 1943年(昭和18年)7月1日 東京府は東京市とともに廃止され、東京都が発足
設置場所
<googlemap version="0.9" lat="35.697456" lon="139.747467" zoom="10" scale="yes"> 35.68379, 139.689947, 東京府#西新宿 「東」の字をデザイン化したマークが入った名古屋市型地紋の蓋 35.675803, 139.706504, 東京府#千駄ヶ谷 「東」の字が入った名古屋市型地紋の蓋 35.786559, 139.722686, 東京府#赤羽 東京府章の入った東京市型地紋の蓋 35.633682, 139.78357, 東京府#虹の下水道館 虹の下水道館には2枚展示されている 35.586107, 139.670388, 東京府#丸子橋トンネル 東京府章が入った東京市型地紋の蓋 35.586, 139.670447, 東京府#丸子橋トンネル 東京府章が入った東京市型地紋の蓋 </googlemap>
西新宿
東京都新宿区西新宿3-10、甲州街道沿いに設置されている。激安ビデオ店の看板に踏まれている。デザイン化された「東」の字が入った名古屋市型地紋の蓋。
千駄ヶ谷
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-1、明治通り沿いイトキン前の歩道に設置されている。「東」の字が入った名古屋市型地紋の蓋。
丸子橋トンネル
東京都大田区田園調布本町40付近、多摩川に架かる丸子橋の下にあるトンネル内に2枚残っている。
赤羽
東京都北区岩淵町24付近、新荒川大橋のたもとに1枚残っている。G&U Vol.3に記述がある。
青山
青山学院大キャンパスの西端の歩道に数枚残っていることがrzeka氏により報告[1]されている。
神宮前
東京都渋谷区神宮前6-18付近に「消火用吸水孔」の蓋があるとの情報がマンホールのふた 日本篇にある。現在も存在していることがTwitter でkokutetsu1987氏らから報告[2]されている。
- kyuusuikou.jpg
東京府の消火用吸水孔蓋
展示場所
虹の下水道館
鉄筋コンクリート製の蓋と鋳鉄製の蓋が展示されている。鋳鉄製の蓋については現在も路上に残っている蓋の方が状態は良い。
関連項目
外部リンク
リファレンス
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