「東京府」の版間の差分
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===渋谷区渋谷・東=== | |||
渋谷区東1丁目と渋谷3丁目に、丸蓋計3枚と雨水枡蓋1枚が残っている。 | |||
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ファイル:東京府雨水枡蓋.JPG|東京府の雨水枡蓋 | |||
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35.65758, 139.708065 | |||
丸蓋 | |||
35.657828, 139.708017 | |||
丸蓋 | |||
35.656547, 139.707459 | |||
雨水枡蓋 | |||
35.654757, 139.70618 | |||
丸蓋 | |||
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{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed" | |||
!align="left" width="700"|確認記録 | |||
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*2008年9月刊行の図録『特別展 「春の小川」が流れた街・渋谷 ―川が映し出す地域史―』(編集発行:白根記念渋谷区郷土博物館・文学館) p.78に雨水枡の写真が掲載されている | |||
*2011年2月22日 残存していることを確認([[利用者:Rzeka 52|rzeka_52]]) | |||
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2011年2月26日 (土) 03:49時点における版
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東京府は、1868年(慶応4年、明治元年)から1943年(昭和18年)までの間に存在していた日本の府県の一つで、現在の東京都の前身にあたる。
概要
府の紋章が入ったものをはじめ、筆文字の「東」の字が入ったものやデザイン化された「東」の字が入ったものなど幾つかの種類が確認されている。古いものは名古屋市型、府の紋章(昭和6年改定後)の入った比較的新しいものは東京市型(JIS模様)の地紋が多いようだ。G&U Vol.3によると、東京府の蓋には名古屋市型の蓋が用いられていたが、昭和6年に府章が改定された際に東京市型の蓋に改めたとのことだ。
蓋の種類と系譜
古いものは名古屋市型、昭和6年の府紋章改定後は東京市型の蓋になっている。
設置場所
東京府の紋章が入ったものは青山・神宮前周辺に多数確認されているが、赤羽北部や多摩川沿いなどの都県境でも数枚確認されている。
西新宿
東京都新宿区西新宿3-10、甲州街道沿いに設置されている。激安ビデオ店の看板に踏まれている。デザイン化された「東」の字が入った名古屋市型地紋の蓋。
<googlemap version="0.9" lat="35.683793" lon="139.690154" zoom="16" scale="yes"> 35.68379, 139.689947 </googlemap>
確認記録 |
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千駄ヶ谷
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-1、明治通り沿いイトキン前の歩道に設置されている。「東」の字が入った名古屋市型地紋の蓋。
<googlemap version="0.9" lat="35.675749" lon="139.706515" zoom="16" scale="yes"> 35.675803, 139.706504 </googlemap>
確認記録 |
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丸子橋トンネル
東京都大田区田園調布本町40付近、多摩川に架かる丸子橋の下にあるトンネル内に2枚残っている。
<googlemap version="0.9" lat="35.586044" lon="139.670455" zoom="18" scale="yes"> 35.586, 139.670447 35.586107, 139.670388 </googlemap>
確認記録 |
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赤羽
東京都北区岩淵町24付近、新荒川大橋のたもとに1枚残っている。
<googlemap version="0.9" lat="35.786662" lon="139.722662" zoom="15" scale="yes"> 35.786559, 139.722686 </googlemap>
確認記録 |
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青山
青山学院大キャンパスの西端の歩道に数枚残っている。
<googlemap version="0.9" lat="35.659824" lon="139.708918" zoom="17" scale="yes"> 35.660391, 139.708787 35.660055, 139.70887 35.659406, 139.708838 35.659813, 139.708865 35.660458, 139.708913 35.659081, 139.708736 35.65921, 139.708942 35.659393, 139.708988 35.659811, 139.709018 35.660155, 139.709007 </googlemap>
確認記録 |
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神宮前
東京府章の入った消火用吸水孔の蓋、東京市型地紋の丸蓋の他、無印の燈孔蓋が確認されている。
<googlemap version="0.9" lat="35.669918" lon="139.706869" zoom="15" width="400" height="400" scale="yes"> (K) 35.664797, 139.703313 消火用吸水孔 (K) 35.664723, 139.70335 消火用吸水孔 35.670088, 139.706563 35.670232, 139.706647 35.670781, 139.707215 35.671247, 139.707357 (L) 35.674607, 139.709431 燈孔蓋 (R) 35.674801, 139.709235 燈孔跡 (R) 35.674372, 139.70939 燈孔跡 (R) 35.673587, 139.709629 燈孔跡 (R) 35.673995, 139.709449 燈孔跡 </googlemap>
消火用吸水孔
東京都渋谷区神宮前6-18付近に「消火用吸水孔」の蓋(地図上「K」のマーク)が2枚残っている。この場所はもともと、現在暗渠化されている渋谷川(童謡「春の小川」で有名)に架かっていた橋で、この蓋は川の水を吸い上げるための設備の蓋だったらしい。
確認記録 |
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丸蓋
神宮前1丁目・3丁目の明治通沿い歩道(竹下口~東郷神社前周辺)に、東京市型地紋の下水道用の丸蓋が数枚残っている。
確認記録 |
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燈孔蓋
神宮前2-30の東側路上に、無印の燈孔蓋が1枚(地図上「L」のマーク)、コンクリートで埋められた燈孔跡(地図上「R」のマーク)が数個残っている。設置場所と推測される年代から東京府の項目に掲載している。
確認記録 |
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新宿区北新宿1丁目
2008年10月発行のG&U Vol.3に、新宿区北新宿1丁目に府章入りの丸蓋が1枚あるとの記述がある。
この項目の位置情報は曖昧なので、探索の参考になる可能性はありますが、実際に探し出すには不十分です。位置情報を加筆、訂正して下さる協力者を求めています。 |
北区内、環状7号線沿いの神谷1丁目と東十条5丁目の歩道
2008年10月発行のG&U Vol.3に、北区内、環状7号線沿いの神谷1丁目と東十条5丁目の歩道にコンクリートふたが各1枚あるとの記述がある。
この項目の位置情報は曖昧なので、探索の参考になる可能性はありますが、実際に探し出すには不十分です。位置情報を加筆、訂正して下さる協力者を求めています。 |
渋谷区渋谷・東
渋谷区東1丁目と渋谷3丁目に、丸蓋計3枚と雨水枡蓋1枚が残っている。
<googlemap version="0.9" lat="35.654999" lon="139.706204" zoom="15"> 35.65758, 139.708065 丸蓋 35.657828, 139.708017 丸蓋 35.656547, 139.707459 雨水枡蓋 35.654757, 139.70618 丸蓋 </googlemap>
確認記録 |
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展示場所
虹の下水道館
虹の下水道館には鉄筋コンクリート製の蓋と鋳鉄製の蓋が展示されている。鋳鉄製の蓋については現在も路上に残っている蓋の方が状態は良い。
沿革
- 1868年(明治元年)9月3日(旧暦7月17日) 江戸府より東京府に改称
- 1893年(明治26年)4月1日 多摩地区を神奈川縣より編入
- 1931年(昭和6年) 府章を改定
- 1943年(昭和18年)7月1日 東京府は東京市とともに廃止され、東京都が発足