芝浦分讓地

出典: 路上文化遺産データベース
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芝浦分讓地

芝浦分讓地と書かれた蓋。所属・設置者・年代は不明だが、文字の回りこみが右から左であることと、「讓」の字が旧字体であることから古い蓋であることが想像される。東京都下水道局の下水道台帳にも記載はない。

設置場所

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芝浦1丁目のオフィスビル「シーバンス」周辺の運河沿いの遊歩道に数枚設置されている。

芝浦地区の沿革

一部Wikipedia:芝浦より抜粋。

  • 1912年(明治45年) 隅田川口改良工事が始まり、そのとき浚渫された土砂を使って芝浦地区の埋め立てが開始される。
  • 1919年(大正8年)2月 芝浦海面埋立地が完成し、翌3月に芝浦町一〜三丁目が成立、東京市芝区に所属する。
  • 1923年(大正12年)9月1日 関東大震災。神奈川大のCOEプログラムで製作された関東大震災-地図と写真のデータベースによると、この蓋が設置されている地域には当時芝浦製作所が立地しており、火災被害にあっている。
  • 1932年(昭和7年) 芝浦町一丁目に外国・国内の貨物船専用桟橋である芝浦桟橋(芝浦埠頭)が完成する。
  • 1936年(昭和11年)1月1日 芝浦町とその周辺の町域整理を実施。芝浦町二丁目に周辺地域をあわせて新たに芝浦一〜三丁目が成立する。また、芝浦町三丁目に周辺地域をあわせて西芝浦一〜四丁目が起立され、芝浦町一丁目は海岸通三丁目に変更となった。
  • 1936年(昭和11年) 国土地理院国土変遷アーカイブでは更地になっている。
  • 1944年(昭和19年) 国土地理院国土変遷アーカイブでは工場が建っている。
  • 1947年(昭和22年) 芝区が赤坂区・麻布区と合併して新たに港区が成立。それに伴い、芝浦地区は東京都港区芝浦・西芝浦となる。
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